『コウノドリ』は、鈴ノ木ユウ先生による産婦人科を舞台にした医療漫画で、実写ドラマ版(綾野剛主演)も大きな話題となりました。登場するのは、ジャズピアニストでもあり産婦人科医でもある 鴻鳥サクラ(こうのとり さくら)。
患者さんやご家族と心を通わせ、命と向き合っていく姿が、優しさとリアルさを重ねさせながら描かれています。この記事では、原作漫画、ドラマの特徴、結末や神回のネタバレ、そして無料で視聴する方法までを詳しくご紹介します。
原作漫画『コウノドリ』について
『コウノドリ』は、2012年7月から講談社「モーニング」に掲載され、2020年5月まで連載。全32巻+2022年に「新型コロナウイルス編」(集中連載)も発表されました。産婦人科医・鴻鳥サクラを中心に、「切迫流産」「無痛分娩」「人工妊娠中絶」といった多様なテーマを短編形式で展開。
1話ごとに命の現場が描かれるため、勉強にもなると同時に感動を呼ぶ構成です。シリーズ累計940万部超、講談社漫画賞一般部門受賞の実力作です。
原作漫画『コウノドリ』が読める媒体について
原作漫画は32巻で完結しています。下記の電子書籍サイトで配信されています。
- COMIC Walker
- BookLive!
- ebookjapan
多くのストアで冒頭数話の無料試し読みや初回クーポンがあります。まず原作を読むと、ドラマで描かれた医療現場の感情や設定がより深く理解できるのでおすすめです。
ドラマ『コウノドリ』について
TBS系で実写ドラマ化され、第1シリーズ(2015年10~12月、全10話)、第2シリーズ(2017年10~12月、全11話)が放送されました。主演・鴻鳥サクラに綾野剛、助産師・小松ルミ子に松岡茉優、産科医・下屋加江に吉田羊ほか、豪華キャストが出演しています。
産婦人科の現実や命の重みを、実写ドラマならではのリアルな映像として表現しています。特に感動できる神回として、第1期第8話「僕には忘れられない出産がある」、第2期第9話「不育症 世界一の味方は誰?」などは涙なしには見られません。
ドラマ『コウノドリ』を無料で観る方法
ドラマ『コウノドリ』は現在、主に以下の配信サービスで視聴可能です。
- TSUTAYA DISCAS
DVD宅配レンタルサービスで、30日間無料キャンペーンあり。第1期・第2期の全話レンタル可です。 - U‑NEXT
NHK作品と同様に医療ドラマが豊富で、一部配信あり。
他にもAmazon Prime VideoやHuluでも配信されることがありますが、2025年8月時点では視聴できません。視聴できるようになりましたら、随時更新します!
『コウノドリ』の最終話ネタバレ!漫画とドラマ版をそれぞれ解説
原作
複数の短編テーマが独立しているため、シリーズ全体としての「結末」というよりも、命に向き合う医師と患者の物語の連続として描かれています。
ピアニスト・ジョージが助産師の小松さんにプロポーズし、彼女はニューヨークへ行くか葛藤する中、病院内に独立した助産施設が誕生。サクラは、片平先生と出会い、彼女が妊娠と共に白血病と闘う決意を固める。産科医として、助産師として、選択と責任の連鎖が描かれ、最後は皆の想いがつながり、未来への希望を感じさせる感動の最終話です。
ドラマ1期・2期
- 第1期最終話(10話)「母と子を救う チームが起こす奇跡」
障がいの疑いがある胎児を受け入れられない夫妻と心肺停止した妊婦の2つのエピソードが交差します。サクラたちの働きかけにより障がいを受け入れるようになります。さらに、心肺停止した妊婦は、産婦人科だけでなく救命救急がチームとなって救う感動のクライマックスです。
ちなみに、私は最終回の翌日に第一子を出産したこともあり、感情移入しすぎて大泣きしていました(笑)特に何かあったわけでもないのですが…。 - 第2期最終話(11話)「チームが起こす最後の奇跡 それぞれの進む未来」
それぞれの登場人物が違う道を歩みはじめる様子を丁寧に描かれるようになります!四宮は亡くなった父が運営していた病院を継ぐために地元へ帰ります。新たな研修先を見つけた白川もやはりペルソナを離れ、助産師・小松も自分の夢のためにペルソナを退職。
退職からその経緯まで丁寧に描かれており、シーズン1同様にやはり感動する最終話でした。
『コウノドリ』で命のキセキに触れてみよう!
『コウノドリ』は、医学的リアリティと温かな人間ドラマが融合した産婦人科医療漫画&ドラマ。柔らかく命の尊さを伝えるストーリーは、多くの読者・視聴者に支持されています。
読むなら原作、観るならドラマ、そして神回を中心に涙と感動を味わう。順番も公開順=視聴順なので迷わず楽しめます。さらに、無料試し読みやレンタルをうまく活用すれば、気軽に命の物語にも触れられます。
「出会えてよかった」と思える作品ですので、ぜひ原作からドラマへ、心を動かされる体験をしてみてください。
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